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そうだったのか日本講座

最近まで、我が家はお碗と箸を特に意識せずに欧米的に(無意識に)超テキトー使用してました。さて「お碗と箸の欧米風テキトー利用方法とは?」
ある日私は、我が家において欧米文化に駆逐され滅びゆく日本文化に気づいてしまったのです。そこで立ち上がる日本男児。<日本海の荒波を背にするイメージ
かくして、奥様に日本の奥深さをお教えする文化講座が開講。

ねえ、日本ってね、お碗と箸は持ち主が決まってるんだよ」5年目にして今更ではあるけれど、こんなことが新鮮なカルチャーパンチに。で、人は理解をした後に疑問が生まれるもの→「でもなんで?」(そら来た)   "よく分からないけど"というエクスキューズを入れ「それはホニャララだから」なんてもっともらしい解答をする私。「でも誰のなんて区別はどうやってつける?」この答えはは皆様それぞれでお考えください。私の日常生活をバーチャル体験してみましょう。早めに終わった人はホニャララの部分も考えてみましょう。

そう。言われてみればそうなんだけど、欧米では皿やフォーク、スプーンは共有のものであり幼児でない限り「自分のモノ」という概念はナシ。ちなみに子供の頃の私の家は、お膳の準備は子供の仕事。

そうだったのか日本講座_f0050637_0235299.jpg・・・在日外国人にとって和食といえども一般家庭でなくてやはり外食・惣菜であることが多い。あるいはお客さんとしてとか。当然食器だって外で食べると和食でも皆統一されてる。「米を研ぐ」ことを知らずにただ水を入れて炊いていたり、納豆に薬味を入れずに付属のタレとカラシだけで食べていたりとか、日本人と生活をする経験がないとわからない小さなことって実は山ほどあるわけです。寿司のシャリは普通に炊いたご飯だと思っていたりとか。

で、ここにあるのが、私がご主人様となったお碗と箸の図。
ハブラシも最近までテキトーに共有してました。←これはウソ。 講義を終わります。

by bunaziua | 2006-01-28 00:28 | 家族/クレオ  

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