邦人・ブカレストにて犬に噛まれ死亡

ルーマニアで悲惨な事件が起こってしまいました。昨日ブカレスト中心部で、ルーマニア日本協会の幹部を務められていた方が、自宅近くで車を降りて自宅に歩いている途中に野良犬に左足を噛まれ静脈を切り出欠多量で亡くなったとのことです(時事通信)

ルーマニア、特に都市部では野良犬の多さは特に社会問題になっています。それでも最近は対策に乗り出し実際減ってきてはいます。アテネ五輪が行われる際、やはり野良犬対策に乗り出したギリシアの記憶も新しいのですが、それでも残念なことに少なくともブカレストは、まだまだ野良犬は多いのが実情。私も何度か怖い思いをしたことはありますし、実際友人のルーマニア人も街中で犬に噛まれています。EU加盟を来年に予定される中で、各方面でのEU基準の達成がミッションとして掲げられる中で、これらの問題も当然政府としても頭の痛い問題だろうと思います。

f0050637_17174247.jpgまだ郊外では珍しくありませんが、ブカレスト市内でも1-2年前に法令で禁止されるまでは、街中で車と荷馬車が混走し、交通渋滞を引き起こすという状況もありました。(今でも郊外や農村部の道路では馬車を追いぬくために対抗車線に飛び出した車同志の事故が少なくありません)これらの事故も、そして野良犬による死亡事件も、日本人(外国人)であることからニュースとしてクローズアップされます。実際には氷山の一角で、市民の被害がどれほどなのかと思うと、とても心が痛みます。

野良犬、そして交通問題も含む各種の治安問題は、経済的な豊かさを手にしつつある一方で、急激な近代化・西欧化の過程の中での歪みとも言えるのかもしれません。
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by bunaziua | 2006-01-30 10:14 | ルーマニア  

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